みみっとの会は岡山県笠岡市を中心に活動している、聴覚障害児(者)と共に支え合う会です。

みみっとの会

ご挨拶

三年前、息子の育児日記を自費出版した後、たくさんの方々からお便りを頂きました。その中に言葉が遅いことに不安を感じながら3歳まで気が付かなかったというお母さんからの後悔と失望のお手紙がありました。

早期発見、早期教育が全国的にも浸透していると思っていましたが、このように見落とされている子供たちがいることが残念です。

聴覚障害者はそのままにしたら言葉が覚えられなくなったり心理的な負担など生活に影響を及ぼしてくると言われます。障害を克服するためには親だけでなく社会の人たちに正しく障害のことを理解してもらうことが大切だと思いました。

そんな時、保健婦さんから聴覚障害児を持つお母さん方の力になってもらえませんかと相談を受けました。その後何度か聴覚障害児を持つお母さんとの交流を重ねて、今回の「みみっとの会」が発足しました。

現在「みみっとの会」には5歳児から成人の聴覚障害者とその家族がいます。「みみっとの会」がお互いの情報交換の場になり、親も子も明るく歩んで行けたらと願っています。
皆さんのご協力をお願いします。

2000年3月3日 会長 原田末子

 

みみっとの会 10年のあゆみによせて

育児日記をまとめ自費出版をした3年後、我が家を訪れた井笠振興局の保健師さんから聴覚障害児を持つお母さん方の悩みの相談にのって欲しいと依頼を受けて、交流のある聴覚障害児を持つ友人たちに呼び掛け、平成12年3月3日、8名の家族で「笠岡みみっとの会」を発足しました。

乳飲み子を抱えたお母さん方から中学生、高校生を持つお母さんと幅広く試行錯誤のあゆみでした。
当時、数名の親が要約筆記サークルの会員でもあったので「笠岡要約筆記サークル」と「岡山県聴覚障害者福祉協会西備笠岡支部」の協力を受けながら活動を行なってきました。
その後、活動を展開していく上で手話通訳、要約筆記以外のサポートの必要性を感じて平成20年3月、「みみっとの会」「笠岡支部」「ボランティア」のメンバーでボランティアの会「聴覚・サポートかけはし」を発足しました。
また、閉じこもりがちな聴覚障害者の就労支援と高齢聴覚障害者の生きがい作りを目的に平成20年6月聴覚障害者の拠点施設でもある「ふるさとの家」に岡山県内ではただ一つの聴覚障害者の「カブトガニ共同作業所」を開設しました。

「みみっとの会」は発足した時から会費と企業・公共団体等の助成金支援を受けながら活動を続けて10周年を迎えることができました。そして、ここに「みみっとの会」のあゆみを後世に残したく、会員たちの手で「みみっとの会10周年記念誌」を作成することができました。(個人情報のため、冊子は会員と関係者団体のみに配布しています。)

子供の成長と「みみっと」の歴史を振り返り、今後も聴覚障害児・者の福祉向上につなげていけるように頑張りたいと思います。
この度の記念誌の作成、創立10周年記念式典を行なうにあたって「サン基金」様、「障害者・難病患者援護センター」様の助成金をいただきました。 会員一同心から感謝申し上げます。

笠岡湾干拓地ひまわり畑

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